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mintty :: 端末の文字コード設定を分けて起動する



端末の文字コード設定を「utf-8」と「sjis」で、それぞれ分けて起動する方法です。
今回は、ランチャーソフト「bluewind」を利用します。

具体的には、

  • bluewindで「mintty」とタイプすると「utf-8」の mintty が起動する
    • ⇒ Remote の Linux サーバー等で作業する時はこっちで起動。
  • bluewindで「jmintty」とタイプすると「sjis」の mintty が起動する
    • ⇒ Local の Windows内で作業する時はこっちで起動。
      • ⇒ 日本語名のファイルを開いたり、日本語名のディレクトリに移動する事が可能。


つまり、この設定を行うことで mintty の起動後に

Options > Text > Character set

で文字コードの設定を変更する必要がなくなります。

  • ヒント
    • ランチャーである「bluewind」を利用せずに バッチファイル(.bat) を作っても代用可能です。


設定に必要なもの

  1. ~/.minttyrc (minttyの設定ファイル)
  2. ~/.minttyrc.utf-8 (文字コード「utf-8」用の設定ファイル)
  3. ~/.minttyrc.sjis (文字コード「sjis」用の設定ファイル)
  4. ~/.inputrc (日本語の入力を可能にする設定を記述する)
  5. bluewind (ランチャーソフト)


各種ドットファイルの設定

  • ~/.minttyrc
BoldAsFont=no
Locale=ja_JP
#Charset=SJIS # ※コメントアウトします
Columns=150
Rows=45
Font=Consolas
FontHeight=10
BoldAsColour=yes
Transparency=off
OpaqueWhenFocused=no
CursorType=block
CursorColour=128,255,0 # IMEがONの時カーソルの色が変わる
IMECursorColour=255,0,0
ForegroundColour=243,243,243
Term=xterm-256color
BackgroundColour=0,0,0
  • ~/.minttyrc.utf-8
Charset=UTF-8
  • ~/.minttyrc.sjis
Charset=SJIS
  • ~/.inputrc
    • 下記4行を「.inputrc」の末行に追記します
# for japanese sjis
set kanji-code sjis
set input-meta on
set output-meta on
set convert-meta off


bluewind の設定

  • mintty(utf-8) : 文字コード設定が「utf-8」のtty
種類:通常コマンド

基本タブ
 基本
  キーワード:mintty
 コマンド設定
  リンク先:C:\path\to\MinGW\msys\1.0\bin\mintty.exe ※「mintty.exe」のパス

詳細タブ
 パラメータ
  -t mintty[utf-8] -c C:\path\to\MinGW\msys\1.0\home\<USER>\.minttyrc.utf-8 /bin/bash --login -i
 表示状態
  最大化
  • jmintty(sjis) : 文字コード設定が「sjis」のtty
種類:通常コマンド

基本タブ
 基本
  キーワード:jmintty
 コマンド設定
  リンク先:C:\path\to\MinGW\msys\1.0\bin\mintty.exe ※「mintty.exe」のパス

詳細タブ
 パラメータ
  -t jmintty[sjis] -c C:\path\to\MinGW\msys\1.0\home\<USER>\.minttyrc.sjis /bin/bash --login -i
 表示状態
  最大化





application/mintty/character_set.txt