Genymotion :: アプリ(.apk)をインストールする

前提

Genymotion がインストールされており、動作する状態にある。
- Genymotion :: インストールと起動
Android SDK がインストールされている。
また今回は、アプリの開発を「Titanium」を使って行っています。

エミュレータにアプリ(.apk)をインストールする

エミュレータにアプリ(.apk)をインストールする場合、下記の手順で Virtual box の設定を変更してください。
以下、キャプチャは Mac です。

Virtual box の設定変更

[1] vboxnet1 の作成

下記のように「ネットワーク」を選択して、右側に配置されている「＋」アイコンを押して「vboxnet1」を作成します。

下記の設定画面は
- Win の場合：ファイル　＞　環境設定で開きます
- Mac の場合：「Command + G」で開きます
  - ※Macの場合で、ショートカット以外の開き方を知っている方はぜひコメントで教えてください

[2] アダプターの設定

下記の設定画面は前項[1]の右側に配置されている「ドライバー」アイコンを押して開きます
- IPv4アドレス：192.168.56.1
- IPv4ネットマスク：255.255.255.0
- IPv6ネットマスク長：0

[3] DHCPサーバーの設定

下記の設定画面は前項[1]の右側に配置されている「ドライバー」アイコンを押して開きます
- サーバーアドレス：192.168.56.1
- サーバーマスク：255.255.255.0
- アドレス下限：192.168.56.100
- アドレス上限：192.168.56.119

[4] アダプター１の設定

下記の設定画面は【VirtualBoxマネージャー】の「設定」と表記された「歯車」アイコンを押して開きます
- 割り当て：ホストオンリーアダプター
- 名前：vboxnet1
  - その他は、キャプチャを参考にしてください

[5] アダプター２の設定

下記の設定画面は【VirtualBoxマネージャー】の「設定」と表記された「歯車」アイコンを押して開きます
- 割り当て：NAT
  - その他は、キャプチャを参考にしてください

エミュレータの起動

前述の Virtual box の設定変更が完了したら、Genymotion の「Plya」ボタンをクリックして、エミュレータを起動します。

エミュレータにアプリ(.apk)をインストールする

1. エミュレータが起動したら、コンソールを立ち上げて、まず以下のコマンドを実行し、エミュレータを認識しているか確認します。

$ adb devices
List of devices attached
192.168.56.100:5555     device

上記のように「192.168.56.100:5555 device」と表示されれば、エミュレータを認識しています。

2. 次にインストールしたいアプリ(.apk)があるディレクトリ(…/build/android/bin)まで移動します。

$ cd /PATH/TO/APP_DIR/build/android/bin
$ ls -l
 :
-rwx------  1 hoge  staff  9458774 Aug 25 02:07 app.apk
 :

3. 下記コマンドでエミュレータにアプリ(.apk)をインストールします。

$ titanium clean && titanium build --platform=android --build-only && adb -s 192.168.56.100:5555 install -r app.apk

今回は「titanium」で開発したアプリをインストールします。
そのため、titanium コマンドがインストールされている前提になります。
- titanium clean: ビルド前に一旦古いデータを削除します。正しくビルドできない時は実行した方が良いようです。
- adb -s: コマンド「adb devices」で表示されたデバイスの情報(IPアドレスとポート番号)
- adb -r: インストールする apk ファイル

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