SQLite は、サーバとしてではなくアプリケーションに組み込まれて利用される軽量のデータベースです。
ここでは、PHP から SQLite を操作することを前提にしています。
注意 | PDO は SQLite3 以上でないと対応していません |
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DBの作成には PHP関数の sqlite_open を使います。
■概要
sqlite_open – SQLiteデータベースをオープンする。データベースが存在しない場合は作成する |
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■説明
sqlite_open ( string filename [, int mode [, string &error_message]] ) |
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SQLite データベースのファイル名。もしこのファイルが存在しない場合、SQLite はファイルを生成しようとします。データを挿入したり、データベーススキーマを変更、もしくはデータベースが存在しない場合にデータベースを生成する場合、PHP はファイルに対する書き込み権限を持っている必要があります。
ファイルのモード。読み込み専用モードでデータベースをオープンするために 使用することを目的としています。現在、このパラメータは SQLiteライブラリに無視されます。このモードのデフォルト値は、8 進数値 0666 で、これは推奨される値です。
参照として渡され、エラーが発生した場合にデータベースがオープンできなかった原因を説明する記述的なエラーメッセージを保持するために設定されます。
■返り値
成功時にリソース(データベースハンドル)、失敗時に FALSE を返します。
■記述例
sqlite_open('/path/to/test.db', 0666, $sqliteerror);
■実行例
<html> <head><title>SQLite TEST</title></head> <body> <?php $dbh = sqlite_open('test.db', 0666, $sqliteerror); if ( ! $dbh) { die('接続失敗...'.$sqliteerror); } echo '接続に成功!<br>'; // 切断 sqlite_close($dbh); echo '切断しました。<br>'; ?> </body> </html>
SQLiteManager という便利なツールもあります。