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Firefox :: ショートカット「CTRL-H」をバックスペースに変更



Firefox のショートカット「CTRL-H」には、「履歴ウィンドウが開く」が割り当てられてます。
普段「CTRL-H」を バックスペース(backspace)として利用している場合、意図しない挙動で不便を強いられます。
このエントリーでは、Firefox のショートカット「CTRL-H」に バックスペースを割り当てる設定手順を紹介します。
なお、Firefox のバージョンは 3.6.27 です(古いー)。 最近のバージョンでも手順が変わってないことを信じて公開します。


1)Firefox を終了します。

2)toolkit.jar をコピーします。

C:/Program Files/Mozilla Firefox/chrome/toolkit.jar
  • toolkit.jar の在りかは、インストールした場所によって異なります。


3)コピーした toolkit.jar を toolkit.zip にリネームし、zip として展開します。

4)展開して生成された toolkit フォルダ配下から platformHTMLBindings.xml を開きます。

toolkit/content/global/platformHTMLBindings.xml


5)開いた platformHTMLBindings.xml に下記を追記します。

      <handler event="keypress" key="h" modifiers="control" 
        command="cmd_deleteCharBackward"/>


6)追記は 60行目近辺です。
toolkit/content/global/platformHTMLBindings.xml

  • 追記前
  <binding id="inputFields">
    <handlers>

      :

      <handler event="keypress" keycode="VK_BACK" modifiers="control"
        command="cmd_deleteWordBackward"/>
    </handlers>
  </binding>


  • 追記後
  <binding id="inputFields">
    <handlers>

      :

      <handler event="keypress" keycode="VK_BACK" modifiers="control"
        command="cmd_deleteWordBackward"/>
      <handler event="keypress" key="h" modifiers="control" 
        command="cmd_deleteCharBackward"/>
    </handlers>
  </binding>


7)platformHTMLBindings.xml を保存します。

8)toolkit フォルダを zip で圧縮します。
この時、圧縮ソフトによっては、 toolkit/toolkit とフォルダが2階層になる場合があるので注意してください。

9)toolkit.zip を toolkit.jar にリネームします。

10)元からある toolkit.jar を toolkit.jar.bak として、バックアップしておきます。

11)作成した toolkit.jar を配置します。

12)Firefox を起動して、動作確認します。

※ もし正常に動作しないときは、バックアップしておいた toolkit.jar.bak を元に戻して起動してください。

正常に動作しないときは、手順を確認しリトライしてください。
なお、前述で注意を促している、圧縮時にフォルダが2階層になることがあるので、まずここを確認してください。




application/firefox/ctrlh_backspace.txt