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Genymotion :: インストールと起動



Genymotion とは

Windows/Mac/Linux で動作する Android 端末のエミュレータです。
特徴としては、

  1. Android SDK に同梱されているエミュレータより動作が軽くて軽快
    • Android アプリ開発の動作テストに最適
  2. Playストア からダウンロードしたアプリが動作する
    • 気になるアプリを気軽に試せる
      • ※今回は実際には試してません


前提

Genymotion を使用するには、「Virtual Box」がインストールされている必要があります。


Genymotion のダウンロード

https://cloud.genymotion.com/

  • 上記 URL よりダウロードします
    • ダウンロードするには、Sign up と Login が必要です


Genymotion のインストール

今回は「Mac OS X 64 bits v1.2.1」をダウンロードしました。
インストールは、通常の Mac のアプリをインストールする要領で行います。

  • ⇒ dmg パッケージのインストールと同じ


Genymotion の起動

まず、インストールした「Genymotion.app」をクリックします。

A. 初めて起動する場合

1. 新しいデバイスを追加しますか?と聞かれるので「Yes」を選択

You have no virtual device available yet. Do you want to add a new one?
 ⇒ [Yes] を選択

2. Genymotionアカウント(email, password)を入力し、【Connect】する

  • ここでも Genymotion のアカウントが必要なります

3. デバイスの選択

今回はとりあえず「Galaxy Nexus-4.1.1-with Google Apps-API 16-720x1280」を選択しました

4. ADB接続の設定をしますか?と聞かれます

To use ADB connection, you should configure correctly the path to Android SDK. Do you want to configure it now?

エミュレータにアプリをインストールしたい場合

  • 「Yes」を選択して、「Android SDK」のパスを指定する

とりえあずエミュレータの起動を試したい場合

  • 「No」を選択してスキップ
    • 後で「Android SDK」のパスを設定することも可能


B. 2回目以降の起動の場合

Genymotion の「Play」ボタンをクリックして起動します。
Genymotion


エラーの対処

Genymotion のエラー(その1)

Unable to start the Genymotion virtual device.
VirtualBox can't run the virtual device.

Genymotion のエラー(その2)

Warning: CPU number has been forced to 1.
Virtualization technologies not available in your CPU.

Virtual box のエラー

VT-x is not available. (VERR_VMX_NO_VMX).

Genymotion または、Virtual box で上記のようなエラーが発生した場合は、下記のどちらかで対応します。

1.ホストOSの「Virtualization technology」を有効にする
2.エミュレータ(Virtual box image)の「Virtualization technology」を無効にする


1.ホストOSの「Virtualization technology」を有効にする

Bios で「Virtualization technology」の設定を有効にします。

  • ※この設定は、ホストOSが Windows の場合に限ります

2.エミュレータ(Virtual box image)の「Virtualization technology」を無効にする

下記の xml(.vbox) を書き換えます。

  • ※下記例は、ホストOSが Mac の場合です

xml ファイル

/User/<USER>/.Genymobile/Genymotion/deployed/<IMAGE_NAME>/<IMAGE_NAME>.vbox
  • <USER>:ログインしているユーザー名に置き換えてください
  • <IMAGE_NAME>:インストールしたIMAGEのファイル名に置き換えてください
    • 今回、当方の場合は「Galaxy Nexus - 4.1.1 - with Google Apps - API 16-720×1280」でした

書き換える内容(34行目付近)

書換前)
<HardwareVirtEx enabled="true" exclusive="true"/>

書換後)
<HardwareVirtEx enabled="false" exclusive="false"/>


関連エントリー:

  1. インストールと起動





application/genymotion/install_and_up.txt