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VirtualBox の CentOS に exFat の USB メモリを認識させる



VirtualBox の CentOS7 に exFat でフォーマットした USB メモリを認識させたときのメモになります。

以下を参考に、まず VirtualBox 自体に USB メモリを認識させます。

VirtualBoxでのUSBデバイス認識
http://qiita.com/civic/items/684c4b82428feb0c4ae1


次に CentOS が起動している状態で、PC 本体に USB メモリを指し、以下の作業を行います。

デバイス名を確認する

以下のように「dmesg コマンド」で、接続された USB メモリのデバイス名を確認します。

% dmesg

  :

[  461.911974] sd 2:0:0:0: [sdb] No Caching mode page found
[  461.912521] sd 2:0:0:0: [sdb] Assuming drive cache: write through
[  461.919270]  sdb: sdb1
[  461.923313] sd 2:0:0:0: [sdb] Attached SCSI removable disk

下から2行目を見ると、「sdb1」というデバイス名に割り当てられたことが分かります。
※ このような表示が出ない場合は、USB メモリを抜き差しして、何度か試してください。


方針

今回は、「/mnt/usb」というマウントポイントを作り、「/dev/sdb1」をマウントすることにします。

マウントポイントを作成

% sudo mkdir /mnt/usb

マウントを試みる

% sudo mount -t exfat /dev/sdb1 /mnt/usb
FUSE exfat 1.2.7

マウントされたか確認

% df
ファイルシス                    1K-ブロック      使用    使用可 使用% マウント位置
  :
/dev/sdb1                           7975264   1085536   6889728   14% /mnt/usb

もし、以下のように「exfat 未対応」のエラーが出た場合は、

% sudo mount -t exfat /dev/sdb1 /mnt/usb
mount: unknown filesystem type 'exfat'

OS が「exFat」に対応していません。
そのため、「exfat-utils」と「fuse-exfat」のパッケージをインストールして、「exFat」に対応させます。

CentOS 7 の場合は下記にありますので、最新版をダウンロードしてください。
http://download1.rpmfusion.org/free/el/updates/7

「exfat-utils」と「fuse-exfat」のダウンロード

% curl -O http://download1.rpmfusion.org/free/el/updates/7/x86_64/e/exfat-utils-1.2.7-1.el7.x86_64.rpm
% curl -O http://download1.rpmfusion.org/free/el/updates/7/x86_64/f/fuse-exfat-1.2.7-1.el7.x86_64.rpm

「exfat-utils」と「fuse-exfat」のインストール

% sudo yum localinstall exfat-utils-1.2.7-1.el7.x86_64.rpm
% sudo yum localinstall fuse-exfat-1.2.7-1.el7.x86_64.rpm





application/virtualboxl/centos_exfat_usb.txt